中共ウィルスの起源について、中共は過去数回にわたり、発生源が他の国であると責任を転嫁してきました。数週間前、中共の官制メディア「環球時報」は、新型コロナウイルスがオーストラリアで最初に発生した可能性があるとの記事を掲載しました。これを受け、国際社会からの反感を買っています。
オーストラリア版「デイリー・メール」によると、中共の官制メディア「環球時報」英語版は12月6日付けの記事で、新型コロナウイルスは輸入冷凍食品を介して武漢の華南海鮮卸売市場に伝播された可能性があり、これらの輸入冷凍食品にはオーストラリアの牛肉、ブラジルやドイツの肉製品などが含まれていると報じました。
11月25日、共産党機関紙「人民日報」はFacebookに、新型コロナウイルスは武漢で発生しておらず、輸入された冷凍食品とその包装を介して中国に広まった可能性があると投稿しました。
中国歴史専門家で、北京師範大学教育学院の元准教授の李元華(り・げんか)氏は、中共は他国に責任を転嫁するほか、自国民にウィルスの発生起源が海外にあるよう認識させることが目的だと述べました。
北京師範大学教育学院の元准教授 李元華氏
「彼らは庶民を騙している。人々がウイルスが海外から伝播してきたと認識すれば、彼らは責任追及から逃れられると思っている。そのうえ、自身が被害者だと装っている。もう一つ、中共が毎回責任転嫁の対象にする相手は明確である。つまり中共と関係が悪い国に責任をなすりつける。今回豪州を選んだ理由は、豪州が最初にウイルスの起源について調査することを提案したためである」
中国の社会活動家は、オーストラリアは最初に中共ウイルスの発生源について、国際社会に対して中共の責任を追及することを提案したため、中共は報復措置を取り、ついでにウイルスの起源が他国にあると自国民を騙したと分析します。
中国市民公益活動のボランティア董廣平氏
「実際、中国の海鮮市場は世界中の国々から商品を輸入している。米国、カナダ、オランダ、デンマーク、グリーンランドから輸入し、ロシアからの輸入もある。その中で、なぜ豪州を選んだのか。中共は国際社会の責任追及を恐れている。豪州が最初に責任追及を求め、ウイルスの発生源について独立調査を提案したのが理由だ」
社会活動家は、中共は疫病の発生源をイタリア、スペイン、米国などに次々と変えているが、多くの証拠や現象から、中共ウイルスの発生源はまさに中国本土であり、武漢より広まり、世界規模のパンデミックに至ったと分かると述べました。
転載NTDTVJP
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